CASE-5

  • 事例5
    EMSソリューション(SenaSon)最適制御ロジックの導入
  • 業務上の課題
    関西電力では、電気・ガス・ソリューションの提供価値拡大に向けて、EMSソリューション「SenaSon (Smart energy aggregate Solution) 」を開発している。SenaSonは、太陽光発電、蓄電池、EV、空調設備など、法人のお客さまが保有するあらゆる分散型エネルギーリソースを、AIにより最適制御するソリューションである。この最適化技術を構築・高度化し、競合他社との差別化を図ることが急務になっている。
  • デジタル化で目指す姿
    お客さまにとって省エネ、省コストおよび環境価値が最大となるよう、需要・発電予測等をもとに複数の分散型エネルギーリソースを最適制御する。
  • 使用したデータ
    需要予測、太陽光発電量予測、電気料金メニュー、蓄電池等の設備仕様、運転モード
  • 課題へのアプローチ
    費用対効果や環境価値が最大となる蓄電池容量や、30分毎の設備稼働制御を実現できる最適化ロジックを構築する。またコスト or CO2最小化や、前倒し or 平準化充電など、お客さまの多様なニーズに対応可能な充放電計画ロジックを構築する。
  • 参照プレスリリース
    https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2023/pdf/20230119_1j.pdf

comment

  • SenaSonの開発は、競合他社との差別化につながるためのサービス創出の取組みです。SenaSonを活用し、お客さまに選ばれ続けるために、K4 Digitalさまと引き続き二人三脚で歩んでいきたいです。

    関西電力(株)
    ソリューション本部さま

  • 今回の取組みは、最適制御ロジックの構築だけでなく、計画立案や要件の確立などへも関わらせていただき、大変やりがいのある案件でした。関西電力さまのサービス向上に貢献できたことは光栄です。


    担当者